首位町田を完封撃破!組織プラス個のスキルが光った勝利【試合取材後記 今日のミックスゾーンから】
試合後に選手たちが取材対応をするミックスゾーンでの選手たちの様子をたかねえがお伝えします。(Report by 河合貴子)
首位町田に完勝
そぼ降る雨の国立競技場が、力強い『WE ARE REDS』と真っ赤な歓喜の歌声に包まれた。第9節を終えて首位に立った町田を相手に、2-0と完封勝利を飾り、今シーズン初のアウェイ勝利を収めた。ただ、アウェイ初勝利と言っても、浦和にとって国立競技場はホームと言っても過言ではない。浦和を愛する人々と共に闘い掴んだ勝利であった。
試合の立ち上がりピッチの幅を巧に使い、主導権を握ったのは町田であった。11分、ドレシェヴィッチ選手からの飛ばしのサイドチェンジを受けた中山選手のクロスを、西川周作選手がパンチングでクリアーしたところに林選手がヘッドでゴールを狙うも、ホイブラーテン選手が間一髪で阻止し町田の決定機を潰しゴールを死守すると、その4分後の15分にデザインされた金子拓郎選手とサヴィオ選手のショートCKから、ホイブラーテン選手の左足のアウトサイドで合わせたスキルの高いシュートが決まり効率よく先制点を奪った。
先制した浦和は、スコルジャ監督が町田戦にキーポイントにあげていたセカンドボールをしっかりと回収し上手くゲームをコントロールしていった。
だが、町田も虎視眈々とゴールを狙ってきた。38分、昌子選手のロングフィードに合わせて走りこんだ相馬選手のダイレクトのクロスにオ・セフン選手が決定機を迎えるも決めきれず、その直後に西川選手のロングフィードを渡辺凌磨選手がダイレクトで松尾佑介選手に叩き、松尾選手のスピードに乗ったドリブルシュートが決まり2‐0と突き放した。西川選手から始まり、ピッチの中央を切り裂くわずか7・7秒の電光石火の攻撃であった。
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